『Introducing Kenny Burrell』
Kenny Burrell(g),Tommy Flanagan(p) Paul Chambers(b),Kenny Clarke(ds),Candido(conga)
ケニー・バレルの初リーダーアルバム。
このアルバムのレコーディング当時、彼は24歳だったそうなんですが、もう彼独特の世界が出来上がっています。
ケニー・バレルのギターは、ぐいぐい主張するプレイではないけど、存在感がある。さりげない演奏ってこういうことかな、なんて思う。心が落ち着く音楽です。
あとこのアルバム、コンガが効いているのも良い。私、コンガの音が好きなんです。
6曲目の「Rhythmorama」は、ドラムとパーカッションのデュオで、ケニー・バレルは参加していない。コンガ好きな私は嬉しいけど、一体なぜこんな曲が入っているのかと思ったが、CDの解説によると、当時のブルーノートでは、こういう主役休憩的な曲を入れるのは珍しくなかったそうです。