最近コンテンポラリー・ジャズを聴くことが多いんですが、テクニカルな演奏も多く、聴いていて疲れることもけっこうある。
そんなとき、息抜き的に聴くのがスティーリー・ダン。
『Gaucho』と『Royal Scam』を聴くことが多いのですが、久しぶりに『Pretzel Logic』を聴いてみたら、あらためて良いなあと思ったんです。
高校生のときは、この『Pretzel Logic』が一番好きだったんですよね。ブルースっぽいアルバムタイトル曲「Pretzel Logic」が大好きだったんです。もちろん今も好き。
若い頃は、『Aja』は緊張感があって気軽に聴けない、『Gaucho』は音数が少ないのが物足りないと感じていて、『Pretzel Logic』を聴く機会が多かった。
『Aja』『Gaucho』よりもラフな音で、ロックっぽさもあり、気負わず聴けるのが良いです。「Barrytown」や「 Any Major Dude Will Tell You」など、後期スティーリー・ダンにはないさわやかさも感じます。
そういえばこのアルバム、邦題が『さわやか革命』だったけど、なんでそんなタイトルだったんでしょうね。